「虫が苦手で、キャンプなんて無理…」そんな不安、ありませんか?
特に夏のキャンプは、蚊やブヨ、ハチなどの虫たちが活発になる季節。
自然を楽しみたいけど、「虫が怖いからキャンプは避けている」という声、実はとても多いです。
- 関東で本当に虫が少ないキャンプ場なんてあるの?
- どんな場所を選べば、虫が少ないって言えるの?
- 虫刺されや虫除け、何を用意すればいい?
この記事では、虫が少ないキャンプ場【関東版】|夏の虫対策いらずな静かで清潔な施設おすすめ8選を紹介します。
- 標高や風通しの良さ、屋内泊などの条件が揃えば、関東でも虫が少ないキャンプ場はちゃんと見つかります
- 虫が少ない場所には共通点があり、地形・湿度・設備の清潔さがカギになります
- スプレー・吊り下げ型虫除け・明るさ控えめのライトなど、虫を避ける具体的な対策がすぐに実践できます

この記事を読めば、虫が苦手な人でも、安心して自然を楽しめるキャンプ場がきっと見つかりますよ。
虫が少ないキャンプ場 関東のおすすめ8選【虫が苦手な人向け】
「虫が苦手で、キャンプなんて無理…」そんな方もご安心を。
関東にも、虫が少ないと感じやすい環境が整ったキャンプ場がちゃんとあります。
この章では、虫が少ないキャンプ場 関東のおすすめ8選をご紹介します。
立地・設備・宿泊スタイルまで考慮して厳選しました。



それぞれ、虫が苦手な方にとって安心できるポイントを具体的に紹介しますね。
- 戸隠キャンプ場(長野県)
標高1,200m超・広大な草原サイトで風通し抜群 - SUN MOVEキャンプ場(千葉県)
1日1組限定の貸切で隣サイトの影響を受けにくい - 森と湖の楽園 Workshop Camp Resort(山梨県)
標高高め+屋内泊で虫嫌いにも安心の環境 - 清里中央オートキャンプ場(山梨県)
高原の涼しさと清潔感が揃ったサイト設計 - 海土里(umidori)(千葉県)
芝生&風通しの良さで虫が寄りにくい構造 - TINY GARDEN 蓼科(長野県)
標高1,250m&ロッジ泊可、デザイン性も◎ - 水上キャンプ場リバーストーン(群馬県)
屋内完結のグランピングコテージで、虫の侵入を物理的にシャットアウト - 群馬みなかみほうだいぎキャンプ場(群馬県)
標高1,000m・芝生サイトに加え、コテージやバンガロー泊も選べる虫対策の幅広さ
①戸隠キャンプ場|長野県
「戸隠キャンプ場」は、長野県の戸隠高原に位置する標高1,200m超の大型キャンプ場。
高地にあるため、夏でも涼しく、蚊やブヨといった虫が活動しづらい環境です。
広大な草原サイトは開けていて風通しも良く、湿気がこもりにくいのも虫が少ない理由のひとつ。



宿泊はテント設営のほか、屋根付きバンガローも利用可能。
自然の中でも快適に過ごしたい人におすすめです。
売店や炊事場も清潔に保たれており、虫が気になる初心者やファミリーにも好評です。
- 標高1,200m以上の高原立地で涼しい
- 草原で風通しが良く、湿気がこもりにくい
- 整備された清潔なサイト・設備
- サイトが広く、他のテントの影響を受けにくい
- バンガローも利用可能
②SUN MOVEキャンプ場|千葉県
千葉県山武市にある「SUN MOVE(サンムーブ)キャンプ場」は、1日1組限定の貸切キャンプ場。
他のテントが一切なく、虫の発生源になりやすい隣サイトが存在しないのが最大の特徴。
サイトは整備された芝生で、湿気や落ち葉が少なく、蚊や小さい虫が寄りつきにくい環境。



トイレや炊事場も清潔に保たれており、虫対策の手間が減らせると好評です。
- 他の利用者がいない完全貸切サイト
- 湿気が少ない芝生サイトで虫が発生しにくい
- 清掃の行き届いたトイレ・炊事場
- 蚊・ブヨなどの虫除け効果が高い立地
③森と湖の楽園 Workshop Camp Resort|山梨県
山梨県富士河口湖町にある「森と湖の楽園 Workshop Camp Resort」は、標高約900mの高原にあるキャンプ場。
高地にあるため、夏でも涼しく、蚊やブヨなどの虫が活発になりにくい環境です。



屋内泊も選べるため、虫が苦手でも安心して過ごせるキャンプ場として人気。
整備が行き届いていて、虫対策のしやすさや清潔感も口コミで高評価です。
- 標高900mの涼しい高原キャンプ場
- 気温が低く、蚊やブヨの活動が弱まりやすい
- コテージ・トレーラーハウスなど屋内泊あり
- サイトや設備の清掃が行き届いていて虫の温床が少ない
標高の高さ×屋内泊可×清潔な設備という組み合わせは安心感抜群です。
④清里中央オートキャンプ場|山梨県
「清里中央オートキャンプ場」は、山梨県北杜市の清里高原にある標高約1,200mのキャンプ場です。
気温が低めで湿気も少なく、蚊やブヨなどの虫が出にくい環境として知られています
風通しもよく、虫がこもりやすいジメジメした場所が少ないのが特徴です。



さらに、快適な屋内泊ができるトレーラーハウスも用意されているため、虫の侵入が気になる人にも安心です。
炊事場やトイレなどの共有設備も清潔で、ファミリーや初心者でも安心して過ごせると評判です。
- 標高1,200mの清里高原に位置する高原キャンプ場
- 風が通りやすく、湿気がたまりにくい立地
- 整備されたサイトと清潔な共有設備
- 林間 or 開放的なサイトが好みに応じて選べる
- 屋内泊ができるトレーラーハウスもあり、虫が苦手でも安心
高原の空気と快適さを味わいながら、虫のストレスを最小限にできるおすすめの1軒です。
⑤海土里(umidori)|千葉県
千葉県長生郡にある「海土里(umidori)」は、ログハウス風の一棟貸し宿で、屋内泊でも自然の魅力を満喫できる体験型の貸別荘です。
3000㎡の広大な敷地に囲まれ、芝生が広がる風通しの良い環境は、虫がこもりにくく、蚊やブヨが寄りつきにくいのも嬉しいポイント。
さらにこの宿の魅力は、ただ泊まるだけじゃないところ。



薪割り・ドラム缶風呂・囲炉裏での火起こし・かまど料理といった、昔ながらのアウトドア体験が充実。
敷地内では平飼いのニワトリに餌やり体験もできるなど、自然のぬくもりを感じるアクティビティが揃っています。
虫が苦手でも、安心して自然とふれあえる環境を探している人にぴったりの一軒です。
- 完全屋内泊ができる貸別荘タイプ
- 火起こし・餌やり・薪割りなど、アウトドア気分はしっかり味わえる
- 木々が少なく、風通し抜群のロケーション
- 虫の隠れ場所や発生源が少ない地形構成
- 見通しがよく、小さな虫の存在にも気づきやすい
⑥TINY GARDEN 蓼科 -Camp, Lodge & Cabins-|長野県
「TINY GARDEN 蓼科」は、長野県茅野市にある標高1,250mの森に囲まれたキャンプ場です。
高地特有の涼しい気候と乾燥した空気で、蚊やブヨなどの虫が活動しにくい環境が整っています。



さらに魅力なのが、テント泊だけでなくロッジやキャビンでの宿泊も選べる点。
「虫が苦手でもキャンプ気分を味わいたい」という方にはぴったりの施設です。
共有スペースやカフェもおしゃれで清潔感があり、女性キャンパーからの支持も高いキャンプ場です。
- 標高1,250mの高原で涼しく虫が少ない
- 屋内泊(ロッジ・キャビン)で虫との接触を最小限に
- 整備された森の中で風通しもよく、ジメジメ感が少ない
- 清潔な共用設備とおしゃれな雰囲気でストレス軽減
アウトドア初心者や虫が本当に苦手な人でも、安心して自然を楽しめる大人向けの上質なキャンプ場です。
⑦水上キャンプ場リバーストーン【群馬県】|清潔感と設備管理で虫対策にも安心
群馬県みなかみ町にある「水上キャンプ場リバーストーン」は、完全貸切のコテージ型グランピングキャンプ施設。
宿泊は全棟コテージタイプで、完全貸切のプライベート空間。
室内にはバスルームやウォシュレット付きトイレ、キッチンも完備されており、テント泊とは違って虫の侵入を最小限に抑えられます。



自然を感じつつも、虫が苦手な人でも安心して楽しめるグランピングスポットです。
- グランピング仕様の屋内宿泊で虫の侵入をブロック
- 室内はバス・トイレ・キッチン付きで虫との接触を極力回避
- 敷地全体のレイアウトが整備されていて風通しが良い
夕食には豪華ステーキBBQやブイヤーベース、朝はパンケーキなど、調理もすべてセルフスタイルで楽しめる内容になっています。
虫に悩まされることなく、自然を満喫できる上質な空間です。
⑧群馬みなかみほうだいぎキャンプ場|群馬県
「群馬みなかみほうだいぎキャンプ場」は、群馬県みなかみ町にある標高1,000mの広大な高原キャンプ場。
空気が澄み、風がよく通る立地のため、湿気が少なく、虫の発生を抑えやすい環境です。



奥利根の大自然を感じながら、オートサイトやフリーサイト、ドッグオートサイト、バンガロー、コテージなど多彩な宿泊スタイルが選べるのも魅力。
全面芝生のサイトで水はけも良く、トイレや炊事場も清潔に保たれていて、虫が気になる人でも安心して利用できます。
- 標高1,000mの高原立地で涼しく乾燥した気候
- 全面芝生サイトで湿気がこもらない
- 清潔な設備で、虫が集まりにくい空間作り
- 多様なサイトから虫の少ない場所を選びやすい
関東近郊で「夏でも虫が少ないキャンプ場」を探している人にとって、アクセスの良さと快適さのバランスが取れた、非常におすすめのキャンプ場です。
以上の8つは、いずれも「虫が少ないキャンプ場」として、立地や設備から見ても安心できる条件が揃っています。
「虫が苦手だから…」とキャンプをためらっていた方も、こういった施設なら一歩を踏み出しやすいですよ。



関東以外の地域の虫が少ないキャンプ場も気になる方はこちらで一覧をチェックできます。


虫が少ないキャンプ場の特徴とは?
虫が苦手な人にとって、キャンプ場選びはまさに死活問題。
同じキャンプでも、選ぶ場所や条件によって虫との遭遇率は大きく変わります。
ここでは、実際に「虫が少ない」と言われるキャンプ場の共通点を紹介します。
① 高原・標高のある立地
標高が高い場所は、気温が低めで湿度も少なめ。
蚊やブヨなど、暖かい気候で活発になる虫にとっては過ごしにくい環境です。
特に標高700m以上の高原キャンプ場では、夏でも涼しく快適に過ごせることが多く、虫刺されのリスクも軽減されます。
② 芝生や整備された地面
虫の多いキャンプ場では、ぬかるんだ土や落ち葉がたまった場所が多い傾向があります。
一方で、芝生サイトは乾いていて水はけも良く、虫が好む環境とは逆の性質です。



「キャンプ場での虫対策が面倒」という人は、芝生サイトがあるキャンプ場を選ぶのがおすすめ。
③ 屋内泊・コテージが選べる
「虫が無理すぎる…でもキャンプしてみたい」という方には、屋内で寝られる施設があるかどうかが超重要ポイント。
コテージやキャビン、トレーラーハウスが選べるキャンプ場では、虫との物理的な接触を限りなく減らすことができます。



「虫がいないキャンプ場が良い」「虫除けに気を使いたくない」という人には、屋内泊があるキャンプ場一択です。
④ 風通しが良く湿気が少ない
蚊やブヨは、湿気が多く風の通りにくい場所を好みます。
林間サイトや川沿いの静かな場所は、実は虫にとっては最高の住みか。



一方で、風がよく通る場所では、虫がうまく飛べずに寄ってこられないことも。
「虫が少ないキャンプ場」を探すなら、開けた立地や風が抜ける場所を選ぶのが基本です。
⑤ 管理が行き届いていて清潔
意外と見落としがちなのが、ゴミ捨て・炊事場・トイレの清掃状況。
虫は食べ残しや生ゴミのにおいに反応しやすいため、施設の清潔感=虫の少なさに直結します。



「キャンプ場のトイレに虫が…」「虫刺されで困った」という経験がある人は、口コミで“清潔さ”をチェックするのがコツです。
虫が出やすいキャンプ場の特徴も知っておこう
「虫が少ないキャンプ場」を探すには、逆に虫が多い環境を知っておくことも大切です。
実際、「虫刺されして腫れてしまった」や「毛虫が多かった」などの口コミがある場所には、共通した条件があります。
この章では、避けるべきポイントをご紹介しますので、キャンプ場を選ぶ際にはこれらのポイントを避けるようにするのがおすすめです。
① 水辺・川沿い・池の近く
キャンプ場で虫が発生しやすい最大の要因のひとつが「水」。
川沿いや池の近く、湖畔サイトは蚊やブヨなどが大量に発生しやすい環境です。
特に夏は、気温と湿度の影響で虫の繁殖スピードが一気に上がります。



「夏でも虫が少ないキャンプ場」を探す場合は、水辺に近い立地は避けたほうが良いです。
② 落ち葉・林間・湿った地面
林間サイトは涼しそうで魅力的ですが、虫にとっては絶好の住みかです。
木が密集し、落ち葉や腐葉土がたまりやすい場所は、毛虫やムカデ、ハチなどの温床にもなりやすいです。
「○○キャンプ場 毛虫」など、施設名+虫系キーワードで検索される場所は、この条件に当てはまっていることが多いです。
③ ゴミ処理が甘く虫が繁殖しやすい
ゴミステーションが不衛生だったり、残飯を放置しているキャンパーが多いキャンプ場も要注意。
虫は「におい」に非常に敏感なので、食べ物の残り香だけでも寄ってくることがあります。
④ 夜間の照明が強すぎる
意外と盲点なのが「明かりの強さ」。
白色LEDの強いライトは、小さい虫や羽虫が集まりやすい特徴があります。



このようなポイントに注意することで、虫との不快な遭遇をかなり減らせます。
キャンプ場でよく出る虫の種類と対処法
キャンプ中に出会う虫たちは種類も多く、それぞれ刺されたときの反応や対処法が違います
ここでは、キャンプ場でよく見かける虫の種類と、その特徴・予防・刺されたときや腫れたときの対策をまとめます。
① 蚊・ブヨ・アブ|刺されやすい3大代表格
蚊・ブヨ・アブは、キャンプ場で刺されやすい虫の代表格。
特徴
- 蚊:夕方〜夜にかけて多く、かゆみが長引く
- ブヨ:昼間でも活動。噛まれると数日間腫れる
- アブ:大型で音も大きく、皮膚をかじるように吸血
対処法
- 長袖・長ズボンで肌の露出を減らす
- ディートやイカリジン成分入りの虫除けスプレーを使用
- 刺されたらすぐに流水で洗い、冷やし、抗炎症薬を塗る
▼↓医薬部外品の強力虫除けミスト。蚊・ブヨ・アブなどに長時間効果。


② 毛虫・ムカデ|接触で危険な虫
蚊やブヨとは違い、「見ただけでぞっとする…」と感じる人が多いのが毛虫やムカデ。
触れてしまうと強いかゆみや腫れ、痛みにつながることもあり、特に小さな子ども連れや虫が苦手な人にとっては要注意の存在です。
特徴
- 毛虫:樹木や草むらに潜み、毛に触れるだけでかぶれる
- ムカデ:地面やテント内に侵入し、噛まれると激痛・腫れ
対処法
- 木の下や落ち葉の多い場所は避けて設営
- テント周りにハッカ油やムカデ忌避剤を撒く
- 接触後はすぐに洗い流し、皮膚科受診も検討
▼↓天然ハッカの香りで、蚊・ムカデ・カメムシをブロック。


③ ハチ・カメムシ|遭遇時の行動が大切
ハチは刺されると危険性が高く、カメムシは強烈なにおいで不快感を与える虫。
どちらも攻撃的な行動は取らないので、見かけたときにどう動くかが大切です。
焦らず適切に対処できるよう、ポイントを押さえておきましょう。
特徴
- ハチ:攻撃性があり、刺されるとアナフィラキシーの危険も
- カメムシ:害は少ないが、においが強烈でストレスに
対処法
- ハチを見かけたら刺激せずに静かに離れる
- 甘い香りのジュースや香水は、ハチを引き寄せやすいので注意。
- カメムシは捕まえず、放っておくのがベスト
④ その他|小さな虫たちも侮れない
- 小バエ・ユスリカ:光に集まる。ランタンの種類に注意
- ダニ・ノミ:草むらで潜伏。レジャーシート使用がおすすめ
- 虫取りが趣味の子ども連れは、虫かごやネットも忘れずに!



虫の種類ごとに適した対策をとることで、被害を最小限に抑えられます。
虫が苦手な人におすすめの虫除け&対策グッズ
虫が少ないキャンプ場でも、油断すると刺されたりテントに入ってきたりすることがあります。
そこでこの章では、虫除けグッズ・服装・照明の工夫など、虫が寄りにくくなる対策をまとめました。



どれも簡単にできるものばかりなので、虫が苦手な人こそぜひチェックしてみてください。
① スプレー・パッチ・吊り下げ型虫除け
虫除けといえば定番のスプレーやパッチ。
とくにディートやイカリジン入りの虫除けスプレーは、蚊・ブヨ・アブに効果的です。
- 肌に塗るタイプは露出部分にしっかりと
- パッチタイプは子どもにも使いやすい
- “吊るすだけ”の電池式蚊取りも人気
- テントまわりには据え置き型ベープや虫除け線香も併用
スプレーの香りが苦手な人には、無臭タイプやアロマ系の虫除けもおすすめです。
▼↓肌にやさしい植物由来。子どもにも安心して使える、ナチュラル系虫除けの定番スプレー。


▼↓キャンプでも、お散歩でも。電池式の蚊除けグッズならこれ。


② 虫が寄りにくい服装や色の選び方
- 黒・青などの濃い色は虫が寄りやすいため避ける
- ベージュ・カーキ・白系の服が効果的
- 夏でも長袖・長ズボンで露出を減らすのが基本
また、通気性のある素材やUVカットウェアを選ぶと快適性も保てます。



「虫が少ないキャンプ場」であっても、服装は防御の第一歩です。
▼↓レディース|軽いのにしっかり守る。虫も日差しも近づけない1枚。


▼↓メンズ|UPF50+で日焼けを防ぎつつ、長袖で虫の接触もシャットアウト。


③ ランタン・照明の工夫で虫を避ける
- 白色LEDや高輝度ライトは小さな虫が集まりやすい
- 暖色系のランタンや間接照明タイプを選ぶと効果的
- 食事エリアと寝る場所を照明で分ける配置もおすすめです
「テント内に小さい虫が入ってくる」などの悩みは、照明の工夫でグッと減らせます。
▼↓虫が寄りにくい“暖色LED”だから、夜のキャンプも安心。


④ トイレ・炊事場まわりで虫を寄せないコツ
- 虫が好むのは水・湿気・におい。使用後はすぐに水気をふき取る
- 夜のトイレ利用はポケットライトや足元照明で最小限の明かりに
- 洗い物は早めに済ませ、食べかすや汁を残さないように注意
口コミでも「トイレの虫が嫌だった」「炊事場に小バエが多かった」という悩みが多く、行動ひとつで虫の寄りつきは大きく変わります。
また、吊り下げ型の虫除けや、ハッカ油スプレーなどを設営と同時に使っておくと、虫の侵入をかなり防げますよ。
▼↓テントや炊事場に吊るすだけ。虫の侵入、しっかりガード。





これらのグッズと対策を取り入れるだけで、虫が少ないキャンプ場でもさらに快適度がアップしますよ!
虫が少ないキャンプ場はいつ行くのがベスト?
「虫が少ないキャンプ場」を選んでも、行く時期によっては虫が多く感じることもあります。
季節や時間帯も虫対策には重要な要素です。
① 虫が少ない時期と時間帯
一般的に虫が最も多くなるのは、7月〜9月の盛夏シーズン。
特に梅雨明け直後や猛暑日が続いた後は、湿度も高く虫の活動が活発になります。
逆に、4〜6月、9月後半〜10月頃は気温が落ち着き、蚊やブヨの発生も抑えられる傾向があります。



また、虫の活動時間帯は朝夕の気温が下がるタイミングが多いため、日中〜明るいうちに行動するのもポイントです。
② 夏休みでも快適に過ごすには?
夏でも虫が少ない環境で楽しみたい場合は、標高の高いキャンプ場や風通しの良い立地を選ぶのが鉄則です。
- 高原キャンプ場(例:群馬・山梨・長野の標高800m以上)
- 芝生サイトや整備された場所を選ぶ
- コテージ泊や屋内選択が可能なキャンプ場を優先



ジメジメした夏の関東でも虫が少ないキャンプ場で楽しみたい場合は、こうした立地や設備の差が決め手になります。
③ 春・秋キャンプのメリットと注意点
春・秋は気候も穏やかで、虫の出現も少なく、もっとも過ごしやすい季節。
とくに秋は、虫の数がグッと減り、焚き火をゆったり楽しめるベストシーズンとも言えます。
ただし注意点としては、
- 春はまだ寒暖差が大きく、防寒対策も必要
- 秋は落ち葉が増え、ムカデやカメムシなどが潜んでいることも
季節に応じた虫との付き合い方も知っておいて損はありません。



キャンプ場と同じくらい、「いつ行くか」も虫対策には重要です。
虫が少ないキャンプ場のよくある質問(Q&A)
虫が苦手だけどキャンプをしてみたい人にとって、虫についての細かい不安は尽きませんよね。
ここでは、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。
- 子連れでも虫が少ないキャンプ場なら安心ですか?
-
はい、環境と対策次第で安心して楽しめます。
標高が高く風通しの良いキャンプ場や、屋内泊ができる施設を選べば、小さな子ども連れでも虫の被害をほとんど感じずに過ごせます。虫がいないキャンプ場は存在しませんが、“虫が少ない環境を選ぶ”+“正しい虫除け対策”で大きく快適度が変わります。
- 虫除けはどこまで用意すればいい?
-
できれば「3つの層」で対策するのが理想です。
- 肌に直接塗る or スプレー
- パッチやベープなど空間用虫除け
- 照明・服装など虫が寄りつかない工夫
1つだけでなく複数の対策を組み合わせることを意識しておくと安心です。
- キャンプ場で虫が出たらどうする?
-
慌てず、まず“虫の種類”を見極めてください。
- 蚊・ブヨ → 刺されたら、すぐに冷やして抗炎症薬
- ハチ → 近づかない、刺激しない(追ってこないなら無視)
- 毛虫・ムカデ → 皮膚を洗ってすぐに軟膏。ひどければ病院へ
「虫刺されで腫れた」「かゆみが引かない」場合も、対応を知っているかどうかで大きな差が出ます。
虫が少ないキャンプ場【関東版】|夏の虫対策いらずの静かで清潔な施設おすすめ8選のまとめ
関東で虫が少ないキャンプ場を探している人は、虫への不安を理由にキャンプを敬遠してきた方が多いはず。
でも実は、標高や風通し、整備された芝生サイトや清潔な設備など、虫が少ないと感じられる条件を満たすキャンプ場は関東にもたくさんあります。
- 戸隠キャンプ場(長野県)
標高1,200m超・広大な草原サイトで風通し抜群 - SUN MOVEキャンプ場(千葉県)
1日1組限定の貸切で隣サイトの影響を受けにくい - 森と湖の楽園 Workshop Camp Resort(山梨県)
標高高め+屋内泊で虫嫌いにも安心の環境 - 清里中央オートキャンプ場(山梨県)
高原の涼しさと清潔感が揃ったサイト設計 - 海土里(umidori)(千葉県)
芝生&風通しの良さで虫が寄りにくい構造 - TINY GARDEN 蓼科(長野県)
標高1,250m&ロッジ泊可、デザイン性も◎ - 水上キャンプ場リバーストーン(群馬県)
屋内完結のグランピングコテージで、虫の侵入を物理的にシャットアウト - 群馬みなかみほうだいぎキャンプ場(群馬県)
標高1,000m・芝生サイトに加え、コテージやバンガロー泊も選べる虫対策の幅広さ
今回ご紹介した施設はいずれも、口コミでも虫の少なさが評価されている安心の場所ばかり。
さらに、虫除けスプレーやランタンの工夫、服装・屋内泊の選択肢など、しっかり準備をしていけば、虫が苦手な人でも十分に自然を楽しめます。



「虫が苦手=キャンプは無理」とあきらめる必要はありません。
ちょっとした工夫と正しい選び方で、あなたも快適なアウトドアデビューができますよ!

