関西の夏は蒸し暑く、蚊やブヨなどの虫が活発になりやすい時期。
自然を楽しみたいのに、「虫が多そうでキャンプはムリかも…」そんな不安、ありませんか?
- 関西で虫が少ないキャンプ場って本当にある?
- 夏でも虫に悩まず過ごせる場所はどこ?
- 蚊や毛虫、ムカデなどの虫対策はどうすればいい?
この記事では、虫が少ないキャンプ場【関西版】|屋内泊・清潔で快適に過ごせる施設4選と虫除け対策をご紹介します。
- 標高や風通し、屋内泊できる宿泊スタイルなど、虫が少ないと感じやすい関西のキャンプ場を厳選
- 虫が出にくい場所は、湿気・風・整備状況の3つを押さえることで見つけられる
- ブヨやアブ、ムカデなど関西で注意したい虫と、それぞれに合った正しい対策がわかる
- 肌をしっかり守れる服装や、虫を寄せつけにくい照明・虫除けグッズを選べば、虫が苦手でも快適にキャンプが楽しめる
虫が少ないキャンプ場は、関西にもちゃんとあります。

キャンプ=虫が多いというイメージを変えて、快適なアウトドアを一緒に楽しみましょう!
虫が少ないキャンプ場 関西のおすすめ4選【虫が苦手な人向け】
関西は湿度が高く、夏のキャンプで虫に悩まされがち。
でも、風通しや清潔さ、屋内泊の有無によって、虫の少ないキャンプ場は見つかります。
ここでは、虫が苦手な人でも安心して楽しめる、関西のおすすめキャンプ場を4つ厳選してご紹介します。
- Camp Base Kadojin(和歌山県)
トレーラー泊で虫との接触を避けやすい。山の風が心地よく抜ける立地も◎。 - キャンプリゾート 森のひととき(兵庫県)
屋内泊メイン+清潔な設備で虫の心配が少ない快適キャンプ場。 - Glamping × Kominka MASAZUMI Tei(兵庫県)
古民家を活用した屋内型グランピングで、虫嫌いにぴったりの空間。 - 新田ふるさと村(奈良県)
標高の高い山あいに位置。風通しが良く、屋内泊もできる安心設計。
①Camp Base Kadojin|和歌山県
「Camp Base Kadojin」は、和歌山県にあるグランピング対応のキャンプ場。
標高が高めの立地に加えて、川や木々に囲まれた風通しの良い環境が虫の発生を抑えやすいポイント。



宿泊はトレーラー泊で、蚊やブヨなどとの接触も少なく安心。
清潔なトイレ・シャワー棟や屋根付きBBQスペースもあり、虫が集まりやすい場所の対策も◎。
- 屋内泊(トレーラー)で虫の接触リスクを最小限に
- 風通しの良い山間部に位置し、湿気がこもりにくい
- 清潔なサニタリー設備とBBQ棟で、虫の集まりやすい場所も安心
- 日中は周囲に風が通り、蚊やブヨが発生しにくい条件が整っている
また、徒歩圏内にある提携旅館では、日帰り温泉の利用も可能。
快適さと自然体験のバランスが絶妙な、大人向けの静かなキャンプ場です。
②キャンプリゾート 森のひととき|兵庫県
兵庫県丹波市の「キャンプリゾート 森のひととき」は、、森と湖に囲まれた静かなキャンプリゾート。
テントサイトや湖畔サイトに加え、コテージ・キャビン・ロッジなどの屋内宿泊施設もあるから、虫が苦手な人も安心。



清掃が行き届いたトイレや炊事場、風通しの良い林間立地など、虫が苦手な人にとっても過ごしやすい環境が整っています。
自然を満喫しながらも、虫のストレスを減らしたい人におすすめです。
- コテージやキャビンなど屋内泊の選択肢が充実
- 炊事場・トイレなど共用設備が清潔で虫が寄りにくい
- 林間でも風通しが良く、湿気がこもりにくい立地
- 木々の手入れがされていて、虫が隠れにくい環境
自然の静けさを楽しみながら、虫のストレスを感じにくい快適な時間を過ごせます。
③Glamping × Kominka MASAZUMI Tei|兵庫県
「Glamping × Kominka MASAZUMI Tei」は、兵庫県西脇市にある古民家を活用したおしゃれなグランピング施設。
完全屋内泊なので、虫が少ないキャンプ場を探している人にとって安心感は抜群です。



さらに、施設の周囲は手入れされた山林で、湿気が少なく風通しも良好なため、虫が集まりにくい環境。
- 完全屋内型グランピングで、就寝中も虫に悩まされにくい
- 室内は空調・照明完備で、虫の入り込むスキも少ない
- 周囲の自然環境が整備されており、湿気や落ち葉も少なめ
- テラスでのBBQも、虫除けグッズを使えば快適に楽しめる
屋外では専用BBQスペースや焚き火、星空観賞なども楽しめるため、自然を感じながらも虫のストレスから解放された時間が過ごせます。
④新田ふるさと村|奈良県
「新田ふるさと村」は、奈良県吉野郡にある自然豊かなキャンプ場。
山間部に位置しており、涼しく風通しがよいため、夏でも虫が少ないと感じられる環境が整っています。



屋内泊ができるバンガローやロッジもあり、虫との接触を避けたい人にも安心。
施設全体が清潔に保たれていて、炊事場やトイレなど虫が集まりやすい場所の管理も丁寧です。
- 標高があり、風通しの良い山間部に立地
- バンガローやロッジ泊で屋内に逃げられる安心感
- 炊事場・トイレも清潔で、虫が集まりにくい環境整備
- 水辺に近いが、湿気がこもりにくく虫の発生が抑えられやすい
周辺には川もありつつ、水辺特有のジメジメ感が少ないため、快適にアウトドアが楽しめます。



関西以外の地域の虫が少ないキャンプ場も気になる方はこちらで一覧をチェックできます。


虫が少ないキャンプ場の特徴とは?【関西編】
関西は、山と川が近い自然豊かな地形が多く、キャンプの人気エリアが点在しています。
ただ、湿度が高く蒸しやすい夏場には、虫が発生しやすい場所もあるため、いくつかのポイントをおさえて選ぶのがおすすめです。
① 風が抜ける立地(谷あい・川沿い)
川の近くでも風が通る谷あいの立地は、湿気がこもらず虫が発生しにくい傾向があります。
関西のキャンプ場は「山+川」の組み合わせが多いため、風通しを確認して選ぶのがポイントです。
② 屋内泊ができる(古民家型・トレーラー型など)
関西では、古民家やコテージ型のグランピング施設が多く、虫との接触を減らせます。
屋内泊が可能な施設なら、夜間や食事中に虫に悩まされる心配もグッと減らせます。
③ 設備の清潔さ・整備状態
水まわりがしっかり整っていて清潔なキャンプ場は、ゴミや湿気に虫が集まりにくいという傾向があります。
口コミで「虫が少なかった」とされる施設は、たいてい手入れが行き届いた場所です。
④ 標高は控えめでもOK。立地条件の工夫がカギ
関東と比べて、関西では高原の標高が極端に高い場所は少ないですが、標高だけでなく風・清潔・屋内泊という複合的な要素が揃っていれば虫は少なめに保てます。
虫が出やすい時期や場所に注意【関西の特徴もチェック】
関西地方のキャンプ場は、山や川が近くにある自然豊かな立地が多く、夏場はとくに虫が出やすくなります。
とはいえ、どこにでも虫が大量発生するわけではなく、条件によっては虫の少ない場所も選べます。
① 梅雨明け~9月上旬は虫が活発に
関西の夏は、湿度が高くムシムシしやすいのが特徴。
とくに7月中旬〜9月上旬は、蚊やブヨ、カメムシなどが活発になります。
暑さと湿気が同時に高まる時期は、虫刺されや接触のリスクも上昇。



この時期にキャンプをする場合は、虫が少ないキャンプ場を選んだうえで、虫対策も万全にして望むのが◎です。
② 水辺や湿った林間サイトは要注意
関西には、渓流や川沿いにあるキャンプ場が多くあります。
水辺のすぐそばや、風が通りにくい林間サイトでは、ブヨや蚊、ムカデ、カメムシなどが発生しやすい傾向です。



特に朝夕は活動が活発になるため、涼しいからと油断せず虫除け対策をしておくのが安心です。
③ 放置された落ち葉・草むらの多い場所は避けよう
関西のキャンプ場でも、しっかり整備された場所と、やや手入れが荒い場所では虫の多さに差があります。
毛虫やムカデは、落ち葉や枯れ草の下にひそんでいることが多いため、設営時は草むらを避け、草刈りがされているサイトを選ぶのがおすすめです。
④ 夜間は光に集まる虫も多い
夏の夜は、照明に誘われて飛んでくる小バエや蛾(ガ)などが多くなりがち。
とくに白色LEDライトは虫を引き寄せやすいので、暖色ライトの使用や照明位置の工夫が有効です。
虫対策におすすめの持ち物&便利グッズ【関西キャンプ編】
関西のキャンプ場は、湿気がこもりやすくムカデやカメムシなどの“接触系の虫”が多い傾向にあります。
「虫が少ないキャンプ場」を選んだとしても、準備次第で快適さは大きく変わります。
ここでは、虫が苦手な人でも安心してキャンプを楽しめるように、関西の虫事情に合ったおすすめの対策グッズをご紹介します。
① 肌に使う虫除け:スプレー・パッチ・電池式蚊取り
- ディート30%の強力スプレーは、蚊・ブヨ・アブ・マダニに効果的
- 肌が弱い人や子どもには、衣服に貼るパッチタイプの虫除けも安心
- 屋外対応の電池式蚊取りは、ムカデやハエ類にも効果的で、関西の虫に特に有効
▼↓ディート30%最大濃度の虫除けで徹底ガード。


▼↓スプレーが苦手な人に。電池式&吊り下げタイプで、テントやチェアにそのまま使える。


② サイト全体に効かせる:吊り下げ型&天然ハッカ
- 無臭・長時間タイプの吊り下げ虫除けは、トイレや炊事場にも便利
- 虫の動きを抑える天然ハッカ油は、ムカデやカメムシの忌避にも効果的
- ハッカスプレーは、靴の中やテント入口まわりに使うのがおすすめ
▼↓テントや炊事場に吊るすだけ。虫が寄らない静かな安心。


▼↓天然ハッカの香りで、ムカデ・カメムシもシャットアウト。


③ 照明の工夫で虫が寄らない空間に
- 小バエ・蛾など、光に集まる虫が気になる夜は、暖色LEDのランタンを使うと◎
- 照明は自分の頭上ではなく、テントから少し離れた位置に設置すると虫の接触が減ります
- 白色ライトは避けて、虫の好む波長をカットした照明を選ぶのがコツ
▼↓暖色のやさしい光で虫が寄りにくい。雰囲気も快適さも両立。


④ その他あると安心な虫対策グッズ
- 虫よけ成分入りの除菌ウェットティッシュ(食事前後にも使える)
- 蚊取り線香&スタンド(煙タイプ)は、テーブルの下に1個置くだけで体感が変わる
- 万が一刺されたときのために、かゆみ止めやポイズンリムーバーも忘れずに!
▼↓吊るせる&置ける2WAYタイプ。テントやチェア横でも安全に使える蚊取り線香ホルダー。


▼↓キャンプで刺されたら、すぐこれ。かゆみ・はれに即効ケア。


虫を寄せにくくする服装&設営の工夫【関西キャンプ編】
関西のキャンプでは、蚊やブヨだけでなく、ムカデや毛虫、カメムシなど“接触型の虫”が出やすいのが特徴です。
「虫が少ないキャンプ場」を選んだうえで、服装や設営の工夫をすることで快適さがグッと変わります。
① 服の色と素材は“淡色&つるつる”が正解
虫は黒や濃い色に反応しやすく、蚊やアブが寄ってくる原因になります。
関西の夏は蒸し暑いため、薄手で通気性のある長袖・長ズボン+白やベージュ系の色味がベスト。
また、毛虫やムカデなどがくっつきにくいつるっとした素材のウェアを選ぶと安心です。
▼↓レディース|軽いのにしっかり守る。虫も日差しも近づけない1枚。


▼↓メンズ|UPF50+で日焼けを防ぎつつ、長袖で虫の接触もシャットアウト。


② 足元と袖口はしっかりカバーする
ムカデ・ブヨ・マダニなど、地面に近い虫が多い関西の山間部では足元の対策が特に重要。
- 靴下をズボンの上からかぶせる
- 首元・袖口・足首など、虫の入り込みやすい部分を締める



このひと手間があるだけで、刺されにくさがまったく違います。
③ テントの設営場所も慎重に選ぶ
草むらや落ち葉が積もっている場所は、毛虫やムカデの隠れ場所になりやすいです。
地面が乾いていて、風が通るスペースを選ぶだけで虫の出現率はグッと下がります。



また、夜間の照明が虫を引き寄せないよう、テントから少し離れた場所に設置するのもおすすめ。
④ 香水・甘い飲み物には要注意
香水や甘い香りのするボディクリーム、ジュースの飲みかけなどは虫を誘引しやすいので注意が必要です。
自然の中では、香りは控えめ&食べ残しは密閉して管理するのが鉄則です。
キャンプ場で出やすい虫と対処法【関西で注意したい虫】
関西のキャンプ場は自然が豊かで魅力的ですが、山と川が近く湿度が高いため、虫との遭遇も少なくありません。
とくにムカデやカメムシ、毛虫など“接触すると厄介な虫”が出やすいので、事前に特徴と対処法を知っておくと安心です。
毛虫・ムカデ|触れると危険な虫
木のそばや落ち葉の上で見かけることが多く、不用意に触れると炎症や激しい痛みの原因になります。
ムカデはテントのすき間や靴の中に入り込むこともあるため、設営前や就寝前のチェックが必須。
毛虫・ムカデへの対策
- 地面に直に座らず、レジャーシートやマットを敷く
- 靴や寝袋の中は使用前に必ず確認
- ハッカ油スプレーをテント周辺や靴口に噴射すると寄りつきにくい
カメムシ|臭いで不快になる代表格
テントや衣類にひっそり付着してくることがあり、うっかり潰すと強烈なにおいが残ります。
とくに春・秋に発生が増えますが、暖かい時期の標高のあるエリアでも注意が必要です。
カメムシへの対策
- 換気のためのメッシュ部分はしっかり閉じる
- カメムシを見つけてもつままず、払い落とすか静かに逃す
- 匂い対策には密閉ゴミ袋とウェットティッシュを常備しておくと◎
ハチ・アブ|音とスピードで不安をあおる虫
音が大きく、突然近づいてくるためパニックになりがち。
関西では山間部での発生が多く、香りの強い整髪料や香水、黒っぽい服装に寄ってくることも。
ハチ・アブへの対策
- 飲み物や食べ物を出しっぱなしにしない
- 刺されたときのためにポイズンリムーバーや虫刺され薬を常備
- ハチを見つけても追い払わずに静かに距離を取る
▼↓もしもの時に備えておきたい、刺された直後の応急処置アイテム。


小バエ・蛾・蚊|夜の灯りに集まりやすい虫たち
夜間になると照明に向かって集まり、食事中のストレスにもなりがち。
白色LEDは特に虫を寄せやすいため、照明選びでかなり変わります。
小バエ・蛾・蚊への対策
- 暖色LEDランタンを選ぶ
- 照明の位置をテントから離して配置
- 吊り下げ型の虫除けグッズをランタン近くに設置すると効果的
▼↓虫が寄りにくい“暖色LED”だから、夜のキャンプも安心。


虫が少ないキャンプ場【関西版】|屋内泊・清潔で快適に過ごせる施設4選と虫除け対策のまとめ
虫が苦手だからといって、アウトドアをあきらめる必要はありません。
今回ご紹介したように、関西にも虫が少ないと感じやすいキャンプ場はしっかり存在します。
- Camp Base Kadojin(和歌山県)
トレーラー泊で虫との接触を避けやすい。山の風が心地よく抜ける立地も◎。 - キャンプリゾート 森のひととき(兵庫県)
屋内泊メイン+清潔な設備で虫の心配が少ない快適キャンプ場。 - Glamping × Kominka MASAZUMI Tei(兵庫県)
古民家を活用した屋内型グランピングで、虫嫌いにぴったりの空間。 - 新田ふるさと村(奈良県)
標高の高い山あいに位置。風通しが良く、屋内泊もできる安心設計。



ポイントは、「風通しの良さ」「屋内泊」「清潔な設備」など、虫が寄りにくい環境を選ぶこと。
さらに、対策グッズや服装を工夫すれば、虫のストレスはぐっと減らせます。
自然の中でのんびり過ごす時間は、やっぱり特別です。
自分に合ったスタイルで、虫の心配を忘れてキャンプを楽しんでみてくださいね。

